コルティーレ山手町の賃貸空室情報｜価値ある賃貸マンション情報サイト

タリア語で「中庭」をコルティーレと言います。コルティーレ山手町の名前は、そこに由来します。その名に冠した中庭のデザインモチーフは「カンピドリオの丘」を起源とするもの。この丘は古代ローマ帝国時代にはジュピターの神殿があり、古代ローマの中心地だった場所です。
古代に別れをつげ新しい時代を迎えるべく、この丘に新しい生命を吹き込んだのはイタリア盛期ルネサンスの彫刻家であり建築家だったミケランジェロでした。彼は、広場に幾何学デザインを描き、新しい時代の始まりを告げました。その後この幾何学デザインが西洋デザインの主流のひとつとなり、今も脈々と受け継がれています。
このデザインに、私たちは新しい文化を創り出す普遍の意志を見たのです。
時代を受け継ぎながらも、変えていく意志というものを。これまでのように、そしてこれからも、この山手町の生活から新しい文化が生まれ続けることを願い、コルティーレ山手町では幾何学デザインの中庭を設けました。そしていつかこの住まいで育った少年や少女が、ローマを旅したときにひとつの記憶の扉が開かれることを願って。
コルティーレ山手町の中庭は、カンピドリオの丘の約1/2の大きさを持ちます。100角のモザイクタイルとコンクリートを組み合わせて仕上げ、耐久性と安全性に配慮してます。またコニファーを中心とした植栽を行い、堅固な中庭の印象をやわらげる計画です。
シンボルとなるジオメトリーパークは、その名の通り幾何学模様を持つ中庭。この中庭を包む形で棟を配置した回廊型を選択しています。これは住まう人たちが共有する空間を守る、ヨーロッパ伝統のセキュリティ構造を基本にしたものです。
またそれぞれの邸において外部からの視線を防ぎ、さらに通風や採光においてきわめて自然な環境を保つよう、あえて整列化しない自然なスタイルの棟配置を行っています。
この手法により、戸建てにも似た、高いプライバシーと独立性を持つ居住環境を目指しました